「半夏生1輪咲き」と言われ7月2日ころに最初の1輪が咲き始める紅花。今年度はその時期を早める試みとして加温ハウスを導入しました。
加温ハウスの中の様子
昨年7月、横浜市との交流事業の一環として、横浜市役所、横浜市中区役所、台北駐日経済文化代表処横浜分処に紅花を贈呈しました。横浜市役所と中区役所では紅花のフラワーアレンジメントが展示され、米沢の取り組みを横浜市民の方にも知っていただくきっかけとなりました。
今年度は展示の他に物産展等も予定されており、その時期に合わせて米沢の紅花をお届けできるようにするため、時期を早めた開花を目指して加温ハウスでの紅花栽培を開始しました。
紅花は有効積算温度※620度前後で開花するため、ビニールハウスの中で暖かい状態を保ったまま、通常より早い成長を促します。
※有効積算温度 / 日平均気温から成長加減温度(10℃)を差し引いて加算したもの。
米沢市としては初めての試みなるため、スタッフ一同不安と期待の入り混じった気持ちで成長を見守っています。
さっそく通常より5日ほど早く発芽し、紅花の成長に以下に温度が重要なのかを学ばせてくれました。
このまま順調に成長し、本来は3分咲き程度の時期に満開を迎えることを祈って大事に育てて行きます。
こちらに随時成長の様子をアップしていきますので乞うご期待!
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